阪神・淡路大震災から23年を迎えた昨日、その経験と教訓を継承するため、兵庫県内各地でさまざまな行事が行われています。
多紀小学校では防災について学ぶ「ひょうご安全の日」地域のつどいが開催され、児童や地域住民らが参加しました。
大規模地震が発生したことを想定した避難訓練からはじまり、全児童が体育館へ。震災の犠牲者へ黙とうをした後、防災講話や震災の歌「しあわせ運べるように」を合唱。児童による「安全の日宣言」がありました。
また防災学習として震災・学校支援チーム「EARTH」による防災クイズや水消火器・煙避難体験、自衛隊車両などの見学、新聞紙や毛布の活用方法の講習などもあり、参加者は災害などの備えの大切さを再認識しました。
▲合唱する多紀小学校の児童
▲防災クイズ
▲毛布と棒をつかって担架に。方法を教えてもらう児童たち
▲煙避難体験をした5年生の児童は「煙で目の前が全然見えなかった。友だちとはぐれて怖かった。手さぐりで進んだ」「実際の災害はもっと動けないと思う。災害が起きた時、まず安全な場所を探したい」と話していました。