2月28日(木曜日)、大山小学校の5年生9名が、地域おこし協力隊の小牧満也さんを講師に迎え、篠山産材をつかったお箸づくりに取り組みました。
この取り組みは、市が環境学習を推進するためにおこなっている「エコ・ティーチャーのおもしろ環境講座」の一環で実施したものです。
大山地区は、共同林を設けて植林事業に取り組み、そこから得られたお金で、学校や橋をつくったり貧しい人を助けたりしてきた歴史があります。5年生では、そうした「趣法山」の歴史について、登山や伐採現場の見学などを通じて学んでいます。
この日は、篠山産のヒノキ材をつかったお箸づくりに取り組みました。
カンナをかけて削り出し、紙やすりで形を整え、亜麻仁油を塗って仕上げます。
子どもたちからは、「大山の山を守っていきたいと思った」「木にも命があることがわかり、大事にしていこうと思った」などの感想が出ていました。
地域と山の関わりを学びながら楽しくお箸づくりができました。